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2006年4月12日 (水)

古建具

Tateguarai01_2 古いものの収集が半ば趣味の所長が、古民家の解体現場から要らなくなった古建具を持ち帰ってきた。
今までは、階段やら押入やらをまじ切っていた建具なのだが、今回リフォームをするにあたり、無用になったというのだ。

すっかり埃をかぶっているのを丁寧にブラシで洗う。すると、中から時間を経て味わいのある木の風合いが出てきた。

Tateguarai02_1 今ではすっかり使わなくなったデザインや引き手の金物達。それらに新しい息吹を与えるのも私達の仕事と思っている。
欠けたり傷がいっている箇所を補修し、新しい木枠などを付けると、見違える建具に変身する。

長い年月の空気を含んだ古建具は、塩ビシートや樹脂の建材に囲まれている現在には貴重な存在である。少々建て付けが悪かったり使い勝手が悪いことは、生活の中で「豊かさの部分」として捉えていくことは、設計者としては業務を投げ出していることになるのだろうか?
建築家としてそういうことを伝えていきたいと思う。(Maeda)

Posted on 4月 12, 2006 |