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2007年5月24日 (木)

玉林院本堂の檜皮ぶき

Hamaguri_2 北区紫野大徳寺内にある塔頭「玉林院」(重要文化財)の保存修理現場へ。現在、総工費6億7千万円をかけて、大規模な改修がおこなわれています。江戸時代初期(元和7)に再建された本堂は、いわゆる方丈型本堂ですが、通常の六間取り本堂の平面の上手に二室を加え八間取りとした、他には現存例を見ない、規模の大きな方丈型本堂です。南面には一間半幅の吹き放しの板縁が設けられ、他の三方は一間幅の畳敷入側縁となっています。
軒は南側に二間、他三方は一間とした疎垂木で、入母屋造の大屋根を上に抱く構造。両妻を木連格子で飾られた美しい大屋根は以前は桟瓦葺きでしたが、今回の改修により創建当初の檜皮葺に復原されています。写真は檜皮葺の施工現場。葺き足4mmの檜皮は60枚重ねられ、75cmの厚みを持っています。コーナー部分は「はまぐり」と呼ばれる丸みを帯びた独特の曲面美。感動でした。

Posted on 5月 24, 2007 | | コメント (0) | トラックバック (0)